沖縄・北海道旅行記('02.4.28〜5.2) C




15.いざ北海道へ!
 翌朝は8時過ぎのフライトのため7時前に宿を出てタクシーで空港へ。ちょっとは土産物屋を覗く時間があると思いきや、宿に携帯電話を
忘れてきたことが発覚。チェックインカウンターでその旨言ってもらうようS氏に頼み、慌ててタクシーで宿へとんぼ返り。沖縄のタクシーは
シルバーさんの起用が多く、普段はそののんびりさが心地よいものだが、こういう時ばかりは本当に心臓が縮まる思いだった。
何とか出発ぎりぎりで間に合ったが、空港の係員さんにも走って頂くなど大変なご迷惑を掛けてしまった。反省。
 国内線では初のB777で定刻通り快晴の沖縄を離陸し一路羽田へ。今回は千歳空港が目的地だが、直通便がないため羽田で乗り換えである。
飛行機好きには2回違う便に乗れるのでそれはそれで楽しいのだが、超割でも料金が2便分カウントされてしまうのは少し残念だ。
この便でちょっと驚いたのは、記入したフライトレコードを持ってきてくださったクルーの方が、以前函館に行った時の復路でも
記入して下さった方だったことだ。私のノートと書式を覚えていておっしゃって下さった心遣いが何ともうれしかった。

 定刻通り羽田に着陸すると、千歳行きの乗客は乗り継ぎ時間が少ないため、別のバスで搭乗口までショートカットさせてもらえた。
バスを待つ間、B777の巨体を間近に眺めることができたが、特にエンジンの大きさにはただただ圧倒されるばかりだった。
 満員のB747に乗り換えてさらに北に向けて羽田を離陸。定刻通りにまだ枯れ木の目立つ千歳空港に着陸して、沖縄から北海道へ、
一気に列島縦断のフライトを終了した。


B777(那覇-羽田)、巨大なエンジンナセル、B747(羽田-千歳)



16.札幌市内散策
 空港のカウンターで駅前の宿を確保し、札幌駅行き快速でいざ札幌市内へ。まだ寒さの残る北海道は1枚上着を足しても寒いほどで、
真夏の沖縄からくると余計に寒さが強く感じられる。電車の車窓から見える風景も枯れ木と芽吹く木々が混在して、まだ早春といった
雰囲気である。それでも遥か彼方まで続く広々とした畑を見ているとさすが「でっかいどう」と言われるだけはあると実感できる。

 ホテルにチェックイン、荷物を置いて早速市内観光に出掛けることにした。今回は往復超割活用のため北海道は1泊2日という強行軍のため
ほとんど時間がないに等しい。北海道の経験があるS氏の提案で、今日中に札幌・小樽を回って、翌日レンタカーで旭川・美瑛・富良野を回る
というダイジェスト旅行を決行することにした。
 まず翌日のレンタカーを手配した後、徒歩で旧札幌庁舎へ。レンガ造りが古い時代の雰囲気を醸し出している。内部も見学可能で、
文明開化の頃に作られた建物という意味では、時代考証は函館の公会堂に通じるものがあるような気がした。
さらに旧庁舎から歩くこと10分もないところにあの有名な「時計台」が佇んでいる。日本の名所の三大「がっかり」のひとつとも言われる
時計台だが、確かに周囲の風景にはまったく溶け込めず、ビルの谷間で孤立してしまっていた。ここも現在は内部の閲覧が可能で、
1Fは武道場として使われていた時代の様子、2Fでは時計のからくり等が展示されている。
さらに時計台から歩いて5分ほどのところに、大通り公園があり、これも有名な「札幌テレビ塔」がある。今回はダイジェストのため
テレビ塔は上らず春の花が咲く公園から眺めるだけだった。
 こうして、札幌についてからものの数時間で旧庁舎・時計台・テレビ塔という市内の名所を押さえ、次なる目的地、小樽へ向かった。


旧庁舎、知事執務用机、時計台、時計台内部(2F)


テレビ塔、大通り公園の花々



17.小樽、ジンギスカン


小樽の目抜き通り、小樽運河、旧線路


札幌へ、サッポロビール園、ジンギスカーン!



18.大自然へ!


通る必要のない?高速道路、まだ早春の野山、『北海道らしさ』


ケンメリの木、本物のケンメリ


セブンスターの木、早春のパッチワークの丘



19.麓郷の森


チーズ工房の隣のアイスミルク工房、ジェラート、水仙の一種?


麓郷の森、自生で生えてました。



20.帰路


北海道ラーメンもどき、ダムだっけ?、札幌へ帰る道


帰りのB767、今回使った優待券